なんでも作っちゃう、かも。

Arduino/Make/フィジカルコンピューティング/電子工作あたりで活動しています。スタバの空きカップを使ったスタバカップアンプなど製作。最近はもっぱらArduinoと3Dプリンタの自作に興味があります。

MTM05準備中。。。。

Posted by arms22 on 2010年04月29日 0  0

IMGP5949.jpg

PCBCARTに注文していた基板が届いたよ。今回、フンパツして100枚注文した。50枚も100枚もそんなに値段がかわらないからね。でも部品はそんなに用意してないから、MTM05に持って行くのは50~60セットくらい。

IMGP5942.jpg

基板は片面。サイズは約40 x 30mm。PCBCARTは基板の外形の角を丸に指定しても、サクッとやってくれるところがうれしい。ソルダーレジストのカラーを黄色に指定したんだけど、想像していた黄色とちがってちょっと残念。悪くはないけどね。

IMGP5955.jpg

実装する部品の数は7つ。なれた人なら5分で組み立てられる。動作確認も無事完了してほっと一安心だ。さーてあとは部品の袋詰めと組み立て説明書の作成だ。


PCBCARTに発注(2)

Posted by arms22 on 2008年10月02日 0  0

前回の続き。今回はPCBCARTへの発注方法。大まかな手順は次の通りです。@はユーザ側の作業を表しています。

  1. ユーザ登録@
  2. オンライン見積もり@
  3. 送金@
  4. 送金確認(status:Processed)
  5. ファイル送付@
  6. ファイルチェック(status:Confirmed)
  7. 基板製造
  8. 出荷(status:Delivery)
  9. 基板受け取り@

ユーザ登録や送金方法、ファイルのアップロードなどの手順はこちらのページがまとまっていて分かりやすいです。送金はPayPpalのアカウントを新規に作成し、PayPalで行いました。クレジットカードでもOKのようです。

PCBCARTではオンラインで見積りを行って発注を行います。見積り時に設定する項目について調べた内容をまとめておきます。
  • Material
    基板の素材。FR4しか選べません。
  • Layers
    基板の層数。片面なら1 layer、両面なら2 layer。
  • Part Number
    基板の名称または番号を適当に入力する。例えば「MPPT Controller」、「123456789」など。
  • Board type
    基板のタイプ。面付けする場合はpanel、それ以外はsingle unit。面付けする場合、基板-基板間に0.1inchのスペース(Vカットの場合、0inch)と外形-基板間に0.4inchの空きが必要。
  • Board Size (width)
    基板の幅。面付けする場合、余白を含めた幅を指定。
  • Board Size (height)
    基板の高さ。面付けする場合、余白を含めた高さを指定。
  • Quantity
    製作枚数。面付けした場合、面付け後の板を1枚とカウント、だと思う。
  • Thickness
    基板の厚さ。
  • Surface Finish
    半田面仕上げ。
  • Copper Weight
    銅箔の厚さ。
  • Min. Tracing/Spacing
    最小線幅、線間隔。
  • Min. Annular Ring
    最小アニュアリング。ランド径とドリルビット径の差。デフォルトで0.3mmとなっているので注意。
  • Smallest Holes
    最小ドリル径。
  • Holes Numbers
    ドリル穴数。
  • Surface Mount
    実装面。片面なら1 side、両面ならboth sides。
  • Soldermask
    ソルダーマスク。片面ならone side、両面ならboth sides。片面基板でも両面ソルダーマスクしてくれるかも。
  • Peelable Soldermask
    フロー半田するか?←分かりません。。
  • Soldermask Color
    ソルダーマスクの色。緑以外は追加料金が発生。
  • Matt Color (only add to Green or Black)
    光沢の有り無し。緑と黒のみ。
  • Silkscreen Legend
    シルクスクリーン。片面ならone side、両面ならboth sides。
  • Silkscreen Legend Color
    シルクスクリーンの色。
  • Gold Fingers
    カードエッジなどのピン数?←分かりません。。
  • Cutouts/Slots
    カットアウト数、スロット数?←分かりません。。
  • Testing
    テストするか?YESしか選べません。
  • Routing
    切り離し方法。
    Individual...←分かりません。。
    Scoring...Vカット
    Routing...ミシン目?切り離さないのかも。
  • Lead Time
    発注から納品までの時間。7daysより12days、8daysより15daysの方が料金が安くなります。
実際には次のように設定しました。
  • Material: FR4
  • Layers: 1 layer
  • Part Number: MPPT Controller
  • Board type: single unit
  • Board Size (width): 43.18mm
  • Board Size (height): 25.4mm
  • Quantity: 40pcs
  • Thickness: 1.6mm
  • Surface Finish: HASL -Hot Air Solder Leveling-
  • Copper Weight: 35um
  • Min. Tracing/Spacing: 0.20mm
  • Min. Annular Ring: 0.30mm
  • Smallest Holes: 0.40mm
  • Holes Numbers: Under 300
  • Surface Mount: 1 side
  • Soldermask: Both sides
  • Peelable Soldermask: None
  • Soldermask Color: Green
  • Matt Color (only add to Green or Black): None
  • Silkscreen Legend: 1 side
  • Silkscreen Legend Color: White
  • Gold Fingers:
  • Cutouts/Slots:
  • Testing: YES
  • Routing: Individual
  • Lead Time: in 7 days
見積りを出して、値段を確認してOKならADD TO CARTを押し、支払いに進みます。支払いが終わったらガーバーファイルをアップロードします。
My Account->Order history->details->Uploadボタンをクリック、ファイルを選択、update with new fileにチェックを付け、Updateボタンを押すと作業完了です。あとは基板が到着するのを待つだけ。問題があればPCBCARTから連絡があります。たぶん。

追記 2008/10/6
statusがConfirmedに変わりました。ファイルチェックは通ったみたいです。

追記 2008/10/11
statusがDeliveryに変わりました。10/14のPM6:00に到着予定。

追記 2008/10/14
時間通りPM6:00頃、基板が到着しました。

PCBCARTへのプリント基板の発注方法
http://kjd.edu-ctr.pref.kanagawa.jp/robox/robobrain/pcbcart.htm

基板屋への注文
http://nikumanwohaku.gozaru.jp/EeePC/eeeCF2.html

PCBCARTについて
http://cpu.main.jp/information/pcbcart.html

PCBCart
http://www.slash-zero.jp/archives/electronics/380

PCBCARTに発注。

Posted by arms22 on 2008年10月02日 2  0

MPPTアートワーク
なんやかんやとギリギリまで基板に手を入れてしまいましたが、今日、PCBCARTに発注しました。しかし、PCBCARTは9/29から10/5までお休み、、orz 基板ができるのは10月中頃になりそうです。。さて忘れない内にガーバーデータの出力方法とPCBCARTへのオーダの仕方をまとめておきます。

ガーバーファイルの出力 EAGLE
基本的にP板.comのガーバーデータ出力方法でOK。手順は次の通り。

  1. gerb274x[2L].camをダウンロード
  2. brdファイルを開いてFILE->CAM Processor
  3. Open->Jobで「gerb274x[2L].cam」を開いてProcess Job
  4. Open->Jobで「excelloon.cam」を開いてProcess Job
以上の手順でbrdファイルと同じフォルダに次のファイルが出力される。
*.cmp(部品面パターンデータ)
*.gpi(レポートファイル)
*.plc(部品面シルクデータ)
*.sol(半田面パターンデータ)
*.stc(部品面レジストデータ)
*.sts(半田面レジストデータ)
*.out(外形線データ)
*.dri(ドリルリスト)
*.drd(ドリルデータ)
※このままだと半田面のシルクデータが出力されないので、半田面のシルクデータを*.plsとして出力するJobを追加しました。

ガーバーファイルの確認
MacOSX用の良いビューワーが見つからなかったので、Windows用のViewplotを使用しました。Viewplotはガーバーファイルの読み込みを半自動で行ってくれるので大変便利です。ただドリルデータだけ正しく読み込めませんでした。この辺は要調査です。

発注用データの作成
ファイル名と簡単な説明を書いたテキストを作成します。ガーバファイルとテキストをまとめてZIP圧縮します。テキストの内容はこんな感じにしています。
mppt.cmp	Component side data
mppt.drd Excellon drill description
mppt.dri Excellon drill tool description
mppt.out Outline data
mppt.plc Component side silk screen data
mppt.pls Solder side silk screen data
mppt.sol Solder side data
mppt.stc Component side solder stop mask data
mppt.sts Solder side solder stop mask data
mppt.gpi Photoplotter Info File
mppt.txt this file

今回作成したMPPT基板は片面基板なので、*.cmp、*.pls、*.stcの3つのファイルは同梱しませんでした。もしかしたら間違っているかもしれません。PCBCARTが何か言って来たら対応します。


発注方法は長くなりそうなので、次回に続きます。


P板.com-ガーバーデータ出力方法「EAGLE」
http://www.p-ban.com/gerber_output/2005/05/eagle.html

Viewplot: The Gerber viewer, Editor & Converter in one.
http://www.viewplot.com/

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