なんでも作っちゃう、かも。

Arduino/Make/フィジカルコンピューティング/電子工作あたりで活動しています。スタバの空きカップを使ったスタバカップアンプなど製作。最近はもっぱらArduinoと3Dプリンタの自作に興味があります。

Arduinoで遊ぼう - オープンソースのカメラコントローラ「Photoduino」

Posted by arms22 on 2010年11月29日 14  0

IMGP0193 IMGP0194

PhotoduinoはArduinoベースのオープンソースのカメラコントローラだ。コマ撮りや高速度撮影、HDR撮影、昆虫や動物など撮るのが難しい被写体の写真撮影を支援する。Photoduinoはオートフォーカス・シャッター・2基のストロボを制御し、音や光、衝撃センサやレーザバリア、赤外線バリアをトリガに写真を撮影する。回路図やスケッチ(ソフトウェア)はGPLv3ライセンスで公開されている。

photoduino - The opensource camera controller
http://code.google.com/p/photoduino/

主な機能

  • インターバルモード
    指定した時間間隔で撮影を行う。時間は秒、分、時、日が指定できる。コマ撮りに。
  • オーディオトリガ
    サウンドセンサー(コンデンサマイク)の入力をトリガに撮影を行う。高速度撮影に。
  • バリアーモード
    赤外線LEDとフォトダイオード、または赤外線レーザとフォトトランジスタを組み合わせて不可視バリアを作り、物体がバリアを通過したら撮影を行う。昆虫や動物の撮影に。
  • ショックトリガー
    圧電センサーの入力をトリガに撮影を行う。
  • フラッシュスレーブ
    フォトトランジスタの入力をトリガに撮影を行う。他のストロボに同期して撮影したり、雷の撮影など行える。



ハードウェア

Photoduino - component side IMGP0201

PhotoduinoのハードウェアはArduinoシールドとして設計されている。EAGLEの回路図やボードファイルは次のURLからダウンロードすることができる。ユニバーサル基板がメンドクサイって人はFusion PCBに基板を発注するといいよ。

http://code.google.com/p/photoduino/downloads/detail?name=photoduino.shield.hardware.v.2.0.zip&can=2&q=

必要な部品リストは次のURLに写真入りでわかり易くまとめられている。

http://code.google.com/p/photoduino/wiki/HardwareComponentList?wl=en

ほとんどの部品は日本でも同じものが、あるいは代替品が買える。Photoduinoはシャッター、ストロボの制御にBT149Dというサイリスタを使用している。国内だと秋月電子のMCR22-8というサイリスタが使えることがわかった。BT149DとMCR22-8はアノードとカソードのピンが逆になっているので注意してほしい。LCDは一般的なHD44780互換のキャラクタLCDを使えば良い。

高感度小型サイリスタ MCR22-8 600V1.5A(8個入)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-03155/


カメラとの接続

conector-C6-pinout.jpg

カメラとの接続方法はメーカごとにバラバラなので次のURLを参考に接続ケーブルを作成してほしい。PentaxやCanon(の一部のカメラ)は一般的な2.5mmのステレオフォンプラグが使えるので、コネクタ部分の部品は入手し易い。それ以外のカメラの場合、コネクタの形状が特殊なので市販されているリモートケーブルを改造して、ケーブルを作成する必要があるだろう。

http://code.google.com/p/photoduino/wiki/CameraConnectors?wl=en


ソフトウェア

メニュー周りを日本語に翻訳したソフトウェアを作成しました。翻訳と言っても英語をカタカナに変換しただけですが、スペイン語や英語が苦手な方は使ってみてください。

photoduino.shield.firmware.v.0.9-jp.zip
http://code.google.com/p/arms22/downloads/detail?name=photoduino.shield.firmware.v.0.9-jp.zip


撮影する

Photoduinoのインターフェースは2つのボタンとLCDだけ。基本操作はボタンの短い押しと長い押しで行う。最初は少し戸惑うかもしれないけど、すぐになれる。

基本的な撮影手順は、
  • モード選択
    撮りたい被写体に合わせてモードを選択する。
  • コンフィグ変更
    カメラによってはフォーカスが合っていないとシャッターが切れないことがある。その場合、オートフォーカスタイムを十分大きな値にするか、カメラのオートフォーカスをオフにしておくと良い。センサ入力のリミット値の調整も行おう。
  • 撮影
    コンフィグが終ったらRunを選択し、撮影を開始する。

Photoduinoを使って撮影された写真がflickrで公開されている。面白い写真が取れたらPhotoduinoのflickrプールに投稿しよう。ぼくもミルクリングや雷を撮ってみたい。雷のシーズンはもう終っちゃったけどね。。

Flickr: Photoduino
http://www.flickr.com/groups/photoduino

Photoduino - カメラ制御用のArduinoシールド
http://jp.makezine.com/blog/2010/09/photoduino_a_camera-controlling_ard.html


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