なんでも作っちゃう、かも。

Arduino/Make/フィジカルコンピューティング/電子工作あたりで活動しています。スタバの空きカップを使ったスタバカップアンプなど製作。最近はもっぱらArduinoと3Dプリンタの自作に興味があります。

インターフェース2007年5月号付録基板(2)

Posted by arms22 on 2007年03月31日 0  0

V850評価基板

完全に乗り遅れた感は否めないがやっとインターフェース2007年5月号買ってきました。
以前紹介したとおりNECの32ビットマイコンV850を積んだ付録基板がついてきます。
USBのBコネクタを半田付けしてパソコンに繋ぐだけで開発がはじめられます。
付録CDにはCコンパイラの評価版CA850がついてきます。フラッシュROMのサイズ制限は256Kとなっていて付録基板で使う分にはその制限にひっかかることはありません。
が、MacOSX上での開発を考えるとやはりgccが必要になります。。あとフラッシュROMの書き込みツールも。
インターフェースはこの付録基板を使った製作コンテストの開催も予定しているようだ。
今のところネタはないけど、ぼちぼち環境を準備して参加してみようかな。

Interface (インターフェース) 2007年 05月号 [雑誌]

Xfind 0.8.5 リリースしました。

Posted by arms22 on 2007年03月14日 1  0

Xfind 0.8.5 画面1

Xfind 0.8.5 画面2

XfindはMacOSX用の2画面ファイル管理ソフトです。
右と左に2つのファイル表示画面をもっていて、右画面から左画面、 左画面から右画面へのファイル操作を想定して作られています。
基本操作はすべてキーボードのみで行えます。
マウスが嫌いな方、キーボードだけでMacを操作する人にぴったりです。

ダウンロードはこちらから
http://xfind.hp.infoseek.co.jp/downloadcenter.shtml

Xfind希望、要望、バグ報告はこちら
http://arms22.blog91.fc2.com/blog-entry-56.html#comments

主な変更点
・ユニバーサルバイナリ対応
・Finderで情報を表示する機能を追加
・ゴミ箱を空にする機能を追加
・お気に入り機能追加(vキー)
・ゴミ箱にファイルをドラッグできるように修正した
・履歴機能を削除、代替機能としてバッファ一覧機能を追加(bキー)
・情報表示画面にフォルダサイズを計算する機能を追加
・親ディレクトリ".."表示を廃止
・ZIP書庫閲覧機能を追加(リソースフォーク未サポート)

大雑把なBluetoothの概要(3)

Posted by arms22 on 2007年03月12日 0  0

Bluetoothプロトコルスタック

Bluetoothプロトコルスタック


RF
電波の送受信。

Baseband/Link Controller
リンク制御。

Link Manager
接続の確立、セキュリティ、制御。

HCI(Host Controller Interface)
Bluetoothモジュールとホストコントローラとの通信プロトコル。
LM以下を隠蔽、開発効率を上げる。
Bluetoothモジュールとホスト間はUARTまたはUSBで接続される。
Bluetoothモジュールとホストが1チップ化されたモジュールの場合、HCIは関数等で実現される。

L2CAP(logical link control and adaptation protocol)
論理チャネルの設定、パケットの分割結合、プロトコルの種類に応じてデータを振り分ける。

SDP(Service Discovery Protocol)
他の機器が提供するサービスを検索するプロトコル。機器は提供するサービスのDBを持っている。

RFCOMM
RS232Cのエミュレータ。

OBEX
赤外線通信で利用されているオブジェクト交換プロトコル。

参考URL
Bluetooth詳説-Bluetoothプロトコルレイヤーの概要

参考文献
Interface (インターフェース) 2007年 02月号 [雑誌]

大雑把なBluetoothの概要(2)

Posted by arms22 on 2007年03月05日 0  0

タイムスロット
通信はタイムスロットと呼ばれる625usの時間単位で行われる。
マスタはタイムスロットの偶数番目に通信を開始し、スレーブは奇数番目に通信を開始する。
通信はマスタからのリクエストにスレーブが答えるかたちで行われるので、ピコネット内で通信の衝突が起きることはない。

マルチスロット
通信はタイムスロット毎に周波数を切り替えて行われる。周波数切り替えには多少時間がかかるので、スロット毎に周波数を切り替えていては通信速度が上げることができない。そこで複数のタイムスロットの間、周波数をかえずに通信を行うことで通信速度を上げている。

リンク
マスタとスレーブの間には2種類のリンクがはられる。
SCO(Synchronous Connection-Oriented)リンクとACL(Asynchronous Connection-Less)リンクだ。
SCOはあまり重要でないデータの通信、遅延が許されないデータの通信に使用される。電話等。
信頼性はそれほど重要でないためデータの再送は行われない。
SCOのデータは予約されたスロットを使って優先的にに送受信される。
Bluetooth v1.2ではeSOC(Enhanced SCO)が追加され、データの再送、通信速度の向上が計られている。
ACLはデータ通信に使用される。ファイル交換等。エラーが起きれば再送される。
例えばヘッドセット機器は音声はSCOリンク、コマンドはACLリンクという構成になっている。

参考URL
Bluetooth1.2で何が変わる?
Bluetoothとは?-アーキテクチャ - データ トランスポート

参考書籍
最新技術解説 入門Bluetooth

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