D級スタバカップアンプ(2)
Posted by arms22 on 2008年12月28日

スタバカップアンプ第3弾。前回の続き。ブレッドボードで試作した回路をユニバーサル基板に実装し、スピーカーユニットをスタバカップにイン!しました。
カップの中身です。例によってドーナッツ状に切り抜いた厚紙2枚でスピーカーユニットを挟み、カップの口にぴったりハマるように加工します。カップの内側には厚紙を貼付けて強度を上げます。
回路図です。LRの入力端子に抵抗2.7k(R1,R2)を直列にいれて、Gainを24dBから22dBに少し落としています。特に意味はないです。18dBぐらいまで下げた方がホワイトノイズは減らせるかもしれません。
ゲインの計算式
20 * log(2 * (85000 / (15000 + 2700)) * 1.4) = 22.5720738
カップの加工に使うツール類。左からカッターナイフ、アートナイフ、コンパスカッター。コンパスカッターは厚紙を綺麗な円にカットする為には必須です。
D級スタバカップアンプ
http://arms22.blog91.fc2.com/blog-entry-198.html
インターフェース 2009年2月号 インターフェース特集
Posted by arms22 on 2008年12月26日

インターフェース2009年2月号が届きました。今月の特集は「インターフェース規格のすぐに役立つ基礎知識」。PCI Expressなどパソコン用拡張バス/スロットや、I2CやSPIなどマイコン用バス、USBなど周辺機器接続用インターフェース、Ethernetなどの有線ネットワーク、SDやMMCなどストレージ・デバイスのための規格などなど。最近の規格から、少し前までの規格までいろいろ。
名前は聞いたことあるけど実はよく知らなかった、、というインターフェースが結構ありました。広く浅く網羅されているので、基礎知識を身につけるにはちょうど良い内容になっています。
- 標準拡張バス/スロット仕様いろいろ
ISAバス、PCIバス、PCI-Xバス、PCI Express、PC/104、AGP、PICMG、VMEバス、CompactPCIバス、PCMCIA、CompactFlashカード、CardBus、ExpressCard(CardBassの後継)など - シリアル通信インターフェースいろいろ
I2C、SPI、Microwire(SPIに良く似ている)、RS232-C、RS-485、CAN、LIN(車載向けLAN)など - ストレージ・デバイスのための規格いろいろ
IDE(ATA/ATAPI)、SCSI、SATA、スマートメディア、SDメモリカード、MMCカード、メモリースティックPROなど - パソコン周辺機器接続用規格いろいろ
USB、IEEE1394(FireWireとかiLinkとか呼ばれている)、パラレルポート(LPTポート)、シリアルポート(COMポート)、PS/2ポートなど - 画像入力・表示系のバス/インターフェース規格
NTSCビデオ/S端子、VGA、DVI、GVIF、HDMI、HDCP、ディスプレイポート(高精細ディスプレイ用)など - 有線ネットワーク規格いろいろ
IEEE 802.3(Ethernet)、xDSL、PLC(Power Line Communication)など - 無線通信規格いろいろ
IEEE 802.11(IEEE 802.11g、IEEE 802.11a、IEEE 802.11n、IEEE 802.11b)、PAN(IEEE 802.15.1=Bluetooth、IEEE 802.15.4=ZigBee)、赤外線、可視光通信など - 標準規格団体いろいろ
IEEE、IEC、ANSI、JISなど
なんでもストア: ZigBee関連書籍
http://astore.amazon.co.jp/nandemotukuty-22?_encoding=UTF8&node=43
なんでもストア: Bluetooth関連書籍
http://astore.amazon.co.jp/nandemotukuty-22?_encoding=UTF8&node=42
ミント缶USB充電器 for 携帯電話
Posted by arms22 on 2008年12月14日

Minty Boostを手持ちのミント缶を使って製作しました。
以前、iPod shuffle用にと製作したときは昇圧IC「HT7750A」を使用しました。今回はMinty Boostの回路どうり、リニアテクノロジーの昇圧IC「LT1302」を使用しました。for 携帯電話と書いていますが、USBポートから充電できる機器には何でも使えると思います。
携帯電話を充電中。USBケーブルは100均ショップで購入。実はUSBのバスパワーで携帯を充電出来ることを知りませんでした。知人の家ではじめてしって、USB充電器を作ることに。
電池は単3エネループ2本。エネループは太陽電池充電器で充電する。
リニアテクノロジーの昇圧IC「LT1302」。こいつは5V固定と可変バージョンがあり、可変バージョンとは知らず回路を組んでいて、5Vに昇圧できない~って暫く悩んでしまいました。可変バージョンを使うときは4番端子(FB)に330kと110kで抵抗分圧した電圧を加えます。
Minty Boost! - USB charger for your gadgets
http://www.ladyada.net/make/mintyboost/index.html
iPod shuffle充電器
http://arms22.blog91.fc2.com/blog-entry-143.html
D級スタバカップアンプ
Posted by arms22 on 2008年12月09日

スタバカップアンプ第3弾。今度はD級アンプ「PAM8403」です。デジットで1個190円。3W出力なのでPAM8101×2よりお得(?)感があります。フィルタレスなので出力用のLCフィルタがいらない。部品点数が減らせます。
ブレッドボードに推奨回路どおり組んでみた。3.3Vではボコボコ鳴ってまともに動作せず、3Vにしたら正常に動いた。どうもこのICは3Vでしか安定動作しないらしい。。
デカップリングコンデンサを大容量、低ESRにするとか、PVDDとVDDを別個に分けるとか工夫が必要そう。やっかいなやつ。
追記 2008/12/19
PVDD/VDDを分離してみたり、コンデンサの容量を変えてみたり、ゲインを変えてみたけど結局、3V以上電圧をあげることができなかった。。でも3V動作でも音量は十分なので、こいつは3V動作と割り切ってしまうと思う。
自分で作る!: ヘッドフォンアンプ(続)とD級アンプ
http://lkaudio.blog44.fc2.com/blog-entry-3.html
http://lkaudio.blog44.fc2.com/blog-entry-11.html
アロエの花: PAM8403を試す
http://aroe.s44.xrea.com/archives%20/2008/11/pam8403.html
パワーアンプスピーカー in スタバカップ(3)
Posted by arms22 on 2008年12月06日

本家Make: Blog、Make: Japan: Blogでスタバアンプが紹介されました~!
Make: Blog: Coffee cup speaker set
http://blog.makezine.com/archive/2008/11/coffee_cup_speaker_set.html
Make: Japan: パワーアンプスピーカー in スタバカップ
http://jp.makezine.com/blog/2008/12/coffee_cup_speaker_set.html
作り方がわからない的なコメントがあったので、追加で写真をアップしました。作ってみたいという方は参考にしてみてください。
普段、使わないときは蓋をします。蓋をあけるとスピーカーユニットが見えます。
スピーカーユニットははめ込み式です。このように簡単に取り外せます。中をのぞくとアンプに貼付けたヒートシンクが見えます。
スピーカーユニットは厚紙で作ったドーナッツ状の紙で上下から挟んでいます。ドーナッツ状の紙はカップの口に丁度あう大きさに作っています。カップの内側には強度をあげる為に厚紙を貼付けています。
スピーカユニットはこのようにユニットをもって、カップを被せるようにして取り付けます。コンパスカッターを使って綺麗にカットすれば、カチッとはめ込めて仕上がりも美しい。
前面にボリュームと3.5ステレオジャックを配置した。iPodとか使うことを考えて前面に配置したけどPC用のスピーカなら後ろかも。。
後面にDCジャック、電源スイッチ、電源LED、片ch出力用モノジャックを配置した。電源LEDは前面でもいいけど、その場合、明るさを抑えて青色LEDにしたほうがカッコよさそう。
パワーアンプスピーカー in スタバカップ(2)
http://arms22.blog91.fc2.com/blog-entry-192.html
パワーアンプスピーカー in スタバカップ
http://arms22.blog91.fc2.com/blog-entry-190.html
ギターアンプ in スタバカップ
http://arms22.blog91.fc2.com/blog-entry-179.html