Daft Punkヘルメット
Posted by arms22 on 2010年07月30日

17ヶ月もの歳月をかけて作られた「Daft Punkヘルメット」。LEDの制御にはArduino Duemilanoveが使われている。
Volpin Props: Daft Punk: FINAL!
http://volpinprops.blogspot.com/2010/07/daft-punk-final.html
SoftModemインターフェースボード発売!
Posted by arms22 on 2010年07月27日

おまたせしました!iPhoneのオーディオ端子を使ってArduinoと通信するためのボード「SoftModemインターフェースボード」がスイッチサイエンスさんから発売です!
スイッチサイエンス/商品詳細 SoftModemインターフェースボード
このボードを使うとiPhoneからArduinoへ、ArduinoからiPhoneへデータを送ることができます。通信速度は1225bpsと少し(かなり)遅いですが、センサー情報やスイッチ入力など少量のデータ通信なら問題なく使えます。
iPhoneを自作デバイス・イミフガジェットのコントローラとして使いたいと思っている方に最適なソリューションでございます。
基板寸法は25 x 25mmと非常にコンパクトです。基板上のボリュームを調整することで、5V・3.3V両方の電源に対応することができます。
基板の詳しい使い方などをこちらのページで公開しております。
http://code.google.com/p/arms22/wiki/SoftModemBreakoutBoard
※Arduinoは付属しておりません。
※iPhoneとの接続には4極オス~オスケーブルをお使いください。
追加の情報
Arduinoで遊ぼう - iPhoneのオーディオ端子を使って通信をする
Arduinoで遊ぼう - iPhoneのオーディオ端子を使って通信をする(2)
Arduinoで遊ぼう - PC用ファンの回転数を表示する
Posted by arms22 on 2010年07月25日

2010/7/30 Make: Onlineで紹介されちゃいました!
Reading a PC fan speed with Arduino
http://blog.makezine.com/archive/2010/07/reading_a_pc_fan_speed_with_arduino.html

すっかりPC用ファンが扇風機代わりとして定着してしまったので、Arduinoを使ってファンの回転数を表示させてみた。マルツで買った4桁の青色7セグLEDがカッチョ良い!夜は眩しすぎるので早々に外してしまったけど、これはキットにしたら売れるんじゃないか!?と思ったり思わなかったり。
PC用ファンは扇風機以外にもこんな活用法がある。他にもっと面白い活用法があれば教えてほしい。
- ハンダ吸煙機
- MacBookクーラー
- 回転するP.O.V
回転数検出
多くのファンは回転数の検出用に回転パルス出力の端子を持っていて、1回転あたり2回のパルス(デューティ比50%)を出力する。このパルスの間隔をマイコンで計測し、2を掛けると1回の回転にかかった時間を求めることができる。さらに60秒÷1回転の時間とすると1分間あたりの回転数=RPM(Revolution Per Minute)を求めることができる。今回、このRPMを7セグLEDに表示している。
ファンの3ピンコネクタのピンアサインは次ぎのようになっている。ケーブルの色はファンによって変わると思うので注意。
- 赤→電源+(12V)
- 黒→電源-
- 黄→回転パルス出力(オープンドレイン/オープンコレクタ)
Arduinoと接続する

回転パルス出力はオープンドレインなので10K~100Kの抵抗でプルアップしてArduinoのD2ポートに接続します。7セグLEDはArduinoで直接ドライブするのでドライバICの類は必要なし。そのかわりアナログポートA0~A5をデジタルポートD14~D19として使います。7セグLEDのセグメント側の端子に電流制限抵抗を入れるのを忘れずに。この抵抗を省略すると点灯しているセグメントの数によって明るさがまちまちになります。

今回使用した7セグLEDの内部配線図です。カソードコモン。7セグLEDとArduinoは次のように接続します。ジャンパの接続し易さを優先したらこうなりました。
- D8→1(E)
- D9→2(D)
- D10→3(DP)
- D11→4(C)
- D12→5(G)
- D13→6(D4)
- D14→7(B)
- D15→8(D3)
- D16→9(D2)
- D17→10(F)
- D18→11(A)
- D19→12(D1)
7セグLEDライブラリ
Arduino用に7セグLEDライブラリを作成しました。ダイナミック点灯制御や便利な数字表示機能搭載です。次のURLからライブラリをダウンロードして、Arduinoのライブラリフォルダ(OSXの場合~/Documents/Arduino/libraries、Windowsの場合My Documents/Arduino/libraries)にコピーしてください。
SevenSegment-001.zip
http://code.google.com/p/arms22/downloads/detail?name=SevenSegment-001.zip
サンプルスケッチ
#include "SevenSegment.h"
SevenSegment seg7(19,16,15,13, // 桁1,桁2,桁3,桁4,
18,14,11,9,8,17,12,10); // A,B,C,D,E,F,G,DP
unsigned long lastPulseTime;
unsigned long pulseInterval;
// 回転パルス立ち下がりエッジ検出用
void senseRotation(void) {
unsigned long cur = micros();
unsigned long dif = cur - lastPulseTime; // 前回のエッジとの差分
pulseInterval = (pulseInterval - (pulseInterval >> 2)) + (dif >> 2); // 滑らかに
lastPulseTime = cur;
}
void setup() {
lastPulseTime = 0;
pulseInterval = 0;
attachInterrupt(0, senseRotation, FALLING); // 0 = D2, FALLING = 立ち下がり
seg7.begin(); // 7セグLED動作開始
}
unsigned long lastUpdateTime;
void loop() {
if(seg7.update()){ // ダイナミック点灯制御を行うのでできるだけ短い間隔で呼ぶ
unsigned long cur = millis();
if(cur - lastUpdateTime > 60){ // 60ms間隔でLEDを更新
uint16_t rpm = 60000000 / (pulseInterval * 2); // RPMを求める
seg7.print(rpm); // 7セグLED表示更新
lastUpdateTime = cur;
}
}
}
関連URL
PICマイコンを使ったファンの速度制御
http://shino.pos.to/eda/speed.html
FANの回転パルス信号
http://tutinoko.org/blog/?p=1031
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PCファンを使った扇風機/ハンダ吸煙器
Posted by arms22 on 2010年07月21日

家には扇風機がないので、あまっていたPC用の12cmファンを扇風機として再利用してみました。向きを変えるとハンダ吸煙器にもなるというスグレもの!なかなかハイパワーで剥き出しのファンが超危険。ちゃんとケースにいれないとなー。
電源はやっぱりあまっていたDC12Vアダプタにトランジスタ技術に付いてきた付録DCDC電源基板をつないでつかっています。ボリュームでDCDCの出力電圧を変えれるので、風量調節もできるスグレものです!
一家に一台はあまっている(たぶん)PC用ファンをみなさんも再利用してみてください。
ハンダステーション HAKKO FX-950
Posted by arms22 on 2010年07月18日

ついに買ってしまいました。HAKKOのハンダステーション「FX-950」(宇多田ヒカルのHEART STATIONを思い出した人はフツー脳)。ホビー用途で本当に必要なのかどうかはわかりませんが、まぁ、この先買い替える必要がなくなったと思えばいいかなぁと。できればもっと水色っぽい色が欲しかった。後ろのタチコマみたいな水色。
コテ先が短く、軽いので非常に作業しやすい。長時間作業しているとグリップのところがやや熱くなるのが少し残念なところ。
ステーション型半田ごての特徴は
- すばやい立ち上がり
電源ONして10秒ぐらいであっちんちん→待ち時間0へ - 強力な熱回復力
基板にコテをあてても熱が下がらない→作業しやすい - 温度調節
大きな部品は温度高めに、デリケートな部品は少し下げてなど調節できる
少し高かったけど良い買い物したと思う。大事に使わないとなー。
実は↓これと↑これどっちにするか悩んだ。コテ先はできるだけ軽くてコンパクトなモノがいいと思っている。↓こっちはステーション型ではないけど、持ち運びに便利そう。外でハンダ付けする時は↓こっちを持っていきたい。
How to リード加工(5mmピッチを2.5mmピッチに変換する)
Posted by arms22 on 2010年07月17日

今日はラジアルリード形コンデンサのリードピッチを5mmから2.5mmに(写真上)加工する方法を教えるよ!必要な道具はラジオペンチと指。
まずは写真のように人差し指と親指で頭の部分をつまみます。
次に反対側の指で両方のリードの先端がくっつくぐらいつまんで曲げます。
リードの根元から1mmぐらいの場所をラジオペンチつまんで外側に60度広げます。
同様に反対側のリードも外側に60度度広げます。
最後に広げたリードを平行になるようにつまんで曲げるとできあがり。慣れると1個6~7秒でできるから、100個くらいなら10分で終る。
今回使用したミニチュアラジオペンチ。黒いグリップがカッコヨスですな。ニッパーも新調してHOZANのにしました。ここまでくると工具全部HOZANで揃えたくなります。。
今まで使っていた100円ニッパーの切れ味をナタに例えると↓の切れ味は日本刀です。
クローシェ編みSmart
Posted by arms22 on 2010年07月17日

(via Make: Online)
僕はSmartが大好きだ。街で見かけるとつい見てしまう。今までいろいろな色、模様のSmartを見たことがあるけどこんなのはじめてだ!クローシェ編み(?)というなんかゆる~い編み方で作られているみたい。なんかメチャクチャカワイいんですけど!ほしぃ!
Make: Online: Crochet Smart
http://blog.makezine.com/archive/2010/07/crochet_smart.html
Craftzine.com : Crochet Covered Smart Car
http://blog.craftzine.com/archive/2010/07/crochet_covered_smart_car.html
Arduinoで遊ぼう - iPhoneのオーディオ端子を使って通信をする(2)
Posted by arms22 on 2010年07月13日

目次
- Arduinoで遊ぼう - iPhoneのオーディオ端子を使って通信をする
- Arduinoで遊ぼう - iPhoneのオーディオ端子を使って通信をする(2)
イントロダクション

前回、SoftModemについてその仕組みや回路、Arduinoとの接続、ライブラリの使い方を解説しました。今回、iPhoneのソースコードの使い方について詳しく解説します。
※iPhoneアプリの開発にはXCodeとiPhone SDKが必要です。iPhone SDKは3.2以上をお使いください。
ソースコード
SoftModemTerminal
http://code.google.com/p/arms22/downloads/list?can=2&q=SoftModemTerminal+label%3AFeatured
現在、iPhoneのソースコードはフレームワーク化されておらず、SoftModemTerminalからSoftModemに関連するソースコードをコピーして使う必要があります。次のリストはSoftModemに関連するソースコードの一覧です。これらのソースコードをプロジェクトフォルダにコピーしてお使いください。
- AudioQueueObject.h
- AudioQueueObject.m
- AudioSignalAnalyzer.h
- AudioSignalAnalyzer.m
- AudioSignalGenerator.h
- AudioSignalGenerator.m
- CharReceiver.h
- FSKModemConfig.h
- FSKRecognizer.h
- FSKRecognizer.mm
- FSKSerialGenerator.h
- FSKSerialGenerator.m
- lockfree.h
- MultiDelegate.h
- MultiDelegate.m
- PatternRecognizer.h
SoftModemは音声の入出力に次の2つのフレームワークを使います。これらフレームワームもプロジェクトに追加してください。
- AudioToolbox.framework
- AVFoundation.framework
初期化
まず最初にAVAudioSessionクラス使って、アプリケーションのカテゴリを設定します。音声の録音と再生を行うので AVAudioSessionCategoryPlayAndRecord を設定します。
AVAudioSession *session = [AVAudioSession sharedInstance];
session.delegate = self;
[session setCategory:AVAudioSessionCategoryPlayAndRecord error:nil];
[session setActive:YES error:nil];
次に音声解析用のAudioSignalAnalyzerクラス、FSKRecognizerクラスのインスタンスを生成します。AudioSignalAnalyzer はマイクから入力された波形を解析し、波形の上がり立ち下がりエッジを検出します。FSKRecognizer は AudioSignalAnalyzer が解析した結果を元にデータビットを復元します。
recognizer = [[FSKRecognizer alloc] init];
analyzer = [[AudioSignalAnalyzer alloc] init];
[analyzer addRecognizer:recognizer]; //analyzerにrecognizerを登録
[analyzer record]; //音声解析開始
次に音声出力用の FSKSerialGeneratorクラスのインスタンスを生成します。FSKSerialGenerator はデータビットを音声信号に変換し、出力します。
generator = [[FSKSerialGenerator alloc] init];
[generator play]; // 音声出力開始
受信
データの受信は CharReceiver プロトコルを実装したクラスを FSKRecognizer クラスに登録することで行います。
@interface MainViewController : UIViewController <CharReceiver>
初期化のタイミングで FSKRecognizer クラスに登録します。
MainViewController *mainViewController;
[recognizer addReceiver:mainViewController];
データを1バイト受信すると receivedChar: メソッドが呼ばれます。
- (void) receivedChar:(char)input
{
//受信処理
}
送信
送信は受信に比べてずっと簡単で、FSKSerialGenerator クラスの writeByte: メソッドで1バイト送信します。
[generator writeByte:0xff];
制限
- レイテンシー
音声の入出力にはAudioQueueを使用しており、20ms~100msのレイテンシーが存在します。 - プリアンブル
無信号状態が続いた場合、データ送信時に約40msのプリアンブル(高周波数搬送波)を送信します。 - 音声出力レベル(ボリューム)
S/N比を稼ぐ為にiPhone側のボリュームは最大にしてください。

Arduinoとの接続用にコンパクトなSoftModem Breakoutボードを準備中です。うまくいけば来月ぐらいにスイッチサイエンスさんで買えるようになるかも。。
Arduinoで遊ぼう - iPhoneのオーディオ端子を使って通信をする
http://arms22.blog91.fc2.com/blog-entry-350.html
音系iPhoneアプリに興味があるかたにオススメです。これ1冊でiPhoneのオーディオ処理に関する情報がまとめて手に入ります。
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猫カメラモジュール - TCM8240MD breakout
Posted by arms22 on 2010年07月10日

猫カメラの中の人から開発中の猫カメラモジュール「TCM8240MD breakout」をお借りしちゃいました。このモジュールはSparkFunで販売されている1.3メガピクセルCMOSカメラを非力なマイコン(Arduino)でも簡単、お手軽に扱えるようにするモジュールです。カメラから止めどもなく流れてくる画像は一旦SDRAM(メモリ)に蓄えられ、I2Cバス経由でいつでも取り出せます。
VCCとGND、SCLとSDAの4本繋ぐだけで使えます(Arduinoと繋いだところ)。このモジュールは5V、3.3Vの両電源に対応しています(I2Cバスも!)。消費電流が100mA近くあるので電源はそれなりに余裕をみたほうがよさそうです。
簡単に動作確認してみました。以前使っていたJPEGカメラモジュールと比べて、カメラのレジスタ数が半端なく多く、色々設定をさわれるけど調整が難しい感じです。画像が赤みがかっているのはレジスタの設定がまだ調整中のため。画像を表示しているソフトはopenframeworksを使って書きました。
TCM8240MD breakoutモジュールの主なスペック
- 電源:5Vまたは3.3V
- インターフェース:I2C
画像サイズ:SXGA(1280 x 1024)、SVGA(800 x 600)、VGA(640 x 480)、QVGA(320 x 240)、QQVGA(160 x 120)、CIF(352 x 288)、QCIF(176 x 144)、subCIF(128 x 96) - 画像フォーマット:RGB565、YUVY、JPEG(現在未対応)
現在も開発中のモジュールですが、ゆくゆくはスイッチサイエンスやFPGA-Cafeで買えるようにしたいとのこと。発売が楽しみです。
TCM8240MD breakout (i2cで画像取得モジュール) 動作確認完了
http://fenrir.naruoka.org/archives/000775.html
TCM8240MD breakout (i2cで画像取得モジュール) の構想
http://fenrir.naruoka.org/archives/000764.html
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http://www.sparkfun.com/commerce/product_info.php?products_id=8668
―メディアアートのためのopenFrameworksプログラミング入門
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Prototyping Lab出版記念イベント - フィジカルコンピューティング ラボラトリー
Posted by arms22 on 2010年07月09日

Prototyping Labの出版を記念して、フィジカルコンピューティング入門セミナーが開催されます。講師はもちろん著者である小林さん。本の中で紹介されたレシピを詳しく解説したり、ページ数の関係で載せられなかった秘蔵のレシピなど紹介されるそうです。
講師には、IAMAS(岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー)准教授、Gainer(ゲイナー)および Funnel(ファンネル)開発チームの中心メンバーである 小林茂 氏をお迎えします。
2010年5月26日に オライリー・ジャパン から刊行の小林氏の著書「 Prototyping Lab「作りながら考える」ための Arduino実践レシピ 」を元に、フィジカルコンピューティングの基本概念から、開発環境や実際にArduinoを使った実践レシピを詳しく解説していただきます。また、書籍では紹介しきれなかった秘蔵サンプルも公開。
同じく5月14日に学研より発行のマガジン「 大人の科学 」のふろく「 テクノ工作セット 」として一躍広まった、日本生まれのArduino互換機 Japanino も登場。
特別ゲストには、Webだけにはとどまらず、インタラクティブ領域をメインとしたクリエイティブプロダクション 株式会社ワンパク よりクリエイティブ ディレクター 阿部淳也(あべじゅんや)氏と、テクニカル ディレクター 野村政行(のむらまさゆき)氏を迎え、小林氏と一緒に「ものづくりへの取り組みと開発裏話!」をテーマにディスカッションしていただきます。
日時:7月16日(金)17:00 - 20:30(開場16:30)
会場:東京・六本木「AXIS Gallery」
出演者(敬称略):小林茂、阿部淳也、野村政行
フィジカルコンピューティング ラボラトリー
Prototyping Lab 「作りながら考える」ためのArduino実践レシピ 出版記念
http://event.67.org/physical/201007/
↓スイッチサイエンスで Prototyping Lab で扱っている部品セットが発売されました。
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通天閣ロボ
Posted by arms22 on 2010年07月05日

先週末、新装開店したシリコンハウスに行くと通天閣ロボが出迎えてくれました!このロボ、2本足で歩いて、大阪弁で喋って、目がピカピカして、口(?)がパクパクして、おまけにツッコミもするハイテク(?)ロボなんです!普段は通天閣の展望台に居るそうですが、時々、イベントなどで出張している様子。上海万博にも行くとか。。
大阪は通天閣にお越しの際は是非、見てきて下さい!
TSUTENKAKU ROBO Official Website
http://www.tsutenkakurobo.com/
通天閣(つうてんかく)オフィシャルサイト
http://www.tsutenkaku.co.jp/
切って良し、巻いて良し、ペラペラフィルムArduino
Posted by arms22 on 2010年07月02日

Make: Blogより。世界初(たぶん)のフィルム基板に実装されたArduino互換機。
これはSeeed Studioが開発中のArduino互換機で、主要部品すべてがFPC(フレキシブルプリント基板)に実装されている。基板がとにかく薄くてペラペラなのでウェアラブルな装置の開発に使えそうだけど、薄すぎて破れたり折れたりしそう。。販売価格が気になります。
ちなみにフレキシブルプリント基板の製造価格を調べてみると、基板のサイズや難易度にもよるけど50~100枚で17万円くらい。。個人で発注するのはちょっと厳しそう。
Make: Online : Flexible Arduino is flexible
http://blog.makezine.com/archive/2010/06/flexible_arduino_is_flexible.html
Seeeduino Film, maybe the first Arduino(TM) compatible board on FPC
http://www.seeedstudio.com/blog/2010/06/29/seeeduino-film-maybe-the-first-arduino-board-on-fpc/
FPC製造のコスモテック
http://www.csmtec.co.jp/price.html
Arduinoで遊ぼう - TwitPicに画像をポストするライブラリ(OAuth対応)
Posted by arms22 on 2010年07月01日

お待たせ(?)しました!ArduinoからTwitPicに画像をポストするライブラリ「TwitPic」がTwitPicのOAuth APIに対応したよ!
TwitterのBASIC認証廃止に伴い、TwitPicのBASIC認証を使ったAPIが廃止され、ArduinoからTwitPicに画像をポストするライブラリが動かなくなっていました。今回、TwitPicがOAuthに対応した新しいAPIを用意してくれたので、そのAPIを使って画像をポストするようにライブラリを更新しました。
TwitPicのOAuth APIはv1とv2の2つがあって、v2はシグネチャの演算(SHA)が大変なのとTwitterへのポストを行ってくれないのでv1を使うことにしました。v1ならTwitterへのポストも行ってくれます。TwitPicのAPI仕様については次のURLを参照してください。
TwitPic Developers - API v1 » uploadAndPost (POST w/ OAuth)
http://dev.twitpic.com/docs/1/uploadAndPost/
従来、ライブラリにはユーザ名とパスワードの2つのパラメータを指定するだけで良かったけど、今回のOAuth対応版では次の5つのパラメータを設定する必要があります。
- TwitPic API Key
- Consumer key
- Consumer Secret
- Access Token
- Access Token Secret
ライブラリのインストール
次のURLからライブラリをダウンロードして、Arduinoのライブラリフォルダ(OSXの場合~/Documents/Arduino/libraries、Windowsの場合My Documents/Arduino/libraries)にコピーしてください。
TwitPic-003.zip
http://code.google.com/p/arms22/downloads/detail?name=TwitPic-003.zip
TwitPic API Key
TwitPicのデベロッパーページでアプリケーションを登録してAPI Keyを取得します。
TwitPic Developers - Register an Application
http://dev.twitpic.com/apps/new
- Application Title:
アプリケーション名を英語で。TwitPicのページで「from ~」に表示されます。 - Application Description:
アプリケーションの概要を入力してください。適当でOKです。 - Application Homepage:
アプリケーションのホームページのURLを入力してください。なければ自分のブログのURLでもOKです。 - Your Email:
あなたのメールアドレス。
Consumer key/Consumer Secret
先ほどのAPI Keyと同じように今度はTwitterのデベロッパーページでアプリケーションを登録します。
Twitter Applications
http://dev.twitter.com/apps
- アプリケーション名:
アプリケーションの名前を英語で。TL上で「from ~」に表示されます。 - アプリケーションの説明:
アプリケーションの概要を入力してください。これも適当でOKです。 - アプリケーションのウェブサイトURL:
なければ自分のブログのURLでOK。 - 所属会社/団体
空欄でOK。 - アプリケーションの種類:
「クライアントアプリケーション」を選んで下さい。 - Default Access type:
「 Read & Write」を選んで下さい。 - アプリケーションのアイコン:
好きなアイコンを選んで下さい。無くてもOK。

Access Token/Access Token Secret
先ほどのアプリケーションの詳細ページの右側に「My Access Token」と書かれたリンクがあります。このリンクをクリックするとAccess TokenとAccess Token Secretが表示されます。

サンプルスケッチ
5つのパラメータは次の5つの変数を通してライブラリに渡します。↑で取得したパラメータをこれら変数に設定してください。これらの変数はライブラリ内から参照されます。
- twitpic_api_key
- consumer_key
- consumer_secret
- access_token
- access_token_secret
#include <Ethernet.h>
#include <TwitPic.h> // ライブラリをインポート
#include "SampleImage.h"
// Your TwitPic API Key(key)
const prog_char twitpic_api_key[] PROGMEM = "Your TwitPic API Key";
// Your Twitter Consumer key(consumer_token)/Consumer Secret(consumer_secret)
const prog_char consumer_key[] PROGMEM = "Your Consumer key";
const prog_char consumer_secret[] PROGMEM = "Your Consumer Secret";
// Your Twitter Access Token (oauth_token)/Access Token Secret (oauth_token_secret)
const prog_char access_token[] PROGMEM = "Your Access Token";
const prog_char access_token_secret[] PROGMEM = "Your Access Token Secret";
TwitPic twitpic; // TwitPicのインスタンス
void sampleImageTransfer(Client *client)
{
for(uint32_t i=0; i<sizeof(sampleImage); i++){
client->print(pgm_read_byte(sampleImage+i)); // Flashメモリから画像を1byteづつ読み込んで送信
}
}
// ネットワーク環境に合わせて変更する
byte mac[] = {
0xDE, 0xAD, 0xBE, 0xEF, 0xFE, 0xED };
byte ip[] = {
10, 0, 0, 177 };
void setup()
{
Ethernet.begin(mac, ip);
Serial.begin(57600);
delay(3000);
int ret = twitpic.uploadAndPost("Sample Image Post from Arduino", sizeof(sampleImage), &sampleImageTransfer); // 画像をポストする
if(ret < 0){
Serial.print("post failed : err code = ");
Serial.println(ret);
}
else{
Serial.println("OK.");
}
}
void loop()
{
}
画像のみポストしたい場合は、upload関数を使ってください。画像と一緒にTLにメッセージを流したい場合は、uploadAndPost関数を使ってください。エンジョイ!
Arduinoで遊ぼう - TwitPicに画像をポストするライブラリ
http://arms22.blog91.fc2.com/blog-entry-287.html
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