なんでも作っちゃう、かも。

Arduino/Make/フィジカルコンピューティング/電子工作あたりで活動しています。スタバの空きカップを使ったスタバカップアンプなど製作。最近はもっぱらArduinoと3Dプリンタの自作に興味があります。

3Dプリンター「atom(β版)」ギャラリー

Posted by arms22 on 2013年05月26日 6  0

3Dプリンターのatomが完成してからというもの、来る日も来る日もプリントに明け暮れております。組み立て時にあまり写真を撮っていなかったので何枚か撮ってみました。これからatomを組み立てようとしている人・今組み立てている人に参考になればと思います。

あ、そうそう。atomのRC版が先頃発表されましたね。RC版の発表と合わせてatomの組み立てキットが発売されました。ワークショップ付きの組み立てキットもあります。

atom 3D プリンター 組立キット
http://genkei.thebase.in/items/59063

atom 3D プリンター 組立キット(組み立てワークショップ付き)
http://my.ebshop.info/

こちらの記事もあわせてどうぞ。

9bit Party - atom 3Dプリンタ組立ワークショップに参加すべき3つの理由
http://blog.goo.ne.jp/lattice_anomaly/e/167ec8250734232ccb9d9407650caf4d

IMGP8501

全体。よくよく見るとXYZの3軸が直交しているだけの非常にシンプルな機械です。フレームは四角くくり抜かれたステンレスの板のみ。

IMGP8487

ホットエンドにはHuxley Hot End Kitを採用。eMAKERShopで購入できます。現在、カートリッジヒーターを使った新しいHot End Kitが発売されています。

Huxley Hot End Kit
http://www.emakershop.com/browse/listing?l=320

IMGP8489

Z軸のエンドストップ(原点検出用スイッチ)です。マイクロスイッチを使っています。このスイッチを上げ下げして、ホットエンドのノズルとベッドの隙き間を調節します。ベッドとノズルの隙き間はプリント用紙1枚分、凡そ0.1mmの隙き間が空くように調節します。

IMGP8500

Z軸の移動にはピカピカに磨き上げた長ねじ(M5)を使います。スチールウールで磨いた後、ピカピカンで磨き、最後に台所シンクの掃除用品「激落ち」で磨きます。

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エクストルーダーを取り付ける位置は特に定められていないので、フレームに結束バンドで固定しています。固定用のプラパーツを作りたいところ。

IMGP8490

Y軸用ステッピングモーターとエンドストップ。XY軸はベルト駆動で2.5mmピッチのベルトと16歯のアルミプーリーを使います。

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プリントベッド、通称コタツベッド。2枚のアルミ板の間にヒーターと遮熱用の板が入っていて、側面はマスキングテープで閉じています。

IMGP8518

コタツベッドの断面です。上からカプトンテープ、ガラス板(1mm)、アルミ板(2mm)、ポリミィドヒーター、アルミフォイル、遮熱板、アルミ板(2mm)となっています。

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ポリミィドヒーターです。アルミ板に貼付けて使用しているのですが左側が少し焦げていますね。。1度剥がして貼り直したせいでしょう。。

IMGP8517

遮熱板です。1mmの厚紙にアルミフォイルを巻いています。

IMGP8511

現在、atom RC版のプラパーツをプリント中です。プリントが終わったらβ版のパーツをRC版に置き換える予定です。パーツを替えても精度があがるわけじゃないけど、色を変えてちょっとカラフルなプリンターにしようと目論んでいます。

IMGP8512

ヘリンボーンギアまたはダブルヘリカルギア。やまば歯車というそうです。何となくカッコいいので出してみました。

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こんな薄いオブジェクトもプリントできます。

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わりと失敗が多くて、失敗したプリントパーツが溜まりつつあります。。いつか再利用されることを夢見てしばらく置いておきます。。。

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スプールホルダです。フィラメントが絡まってプリントに失敗することもなくなるはずです。


わりと評判の良い3Dプリンターですな。



無骨でカッチョ良いですね。



自作3Dプリンターatom(β版)の製作 - ひとまず完成?

Posted by arms22 on 2013年05月03日 2  0

IMGP8398

3Dプリンター「atom(β版)」、まだまだ調整作業が必要そうではありますが、なんとかプリントできる状態まで持っていけたのでひとまず完成です。

2本のX軸シャフトを平行にするためにプラパーツの穴を削っていたところ、削りすぎてシャフトがガタガタになってしまいました。
もう1度プラパーツを出力してもらいましたが、緑色のプラスチックが切れてしまったので青色に。。緑と青の組み合わせもなかなか良い、、と思う。。。

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自身を構成するプラパーツのうち小さいパーツをいくつか出力してみました。次はもう少し大きいパーツを出力しようかな。

積層ピッチは0.3mm。0.2mmだとプラスチックがプリント台にうまく張り付かずプリントに失敗してしまいます。プリント台の温度をもう少し高すればうまくいくかも。

IMGP8468

大きいギア、1層目が少し広がっているように見えます。恐らくノズルとプリント台との隙間が狭くて、プラスチックの樹脂が広がってしまったものと思われます。この辺も要調整ですね。


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