なんでも作っちゃう、かも。

Arduino/Make/フィジカルコンピューティング/電子工作あたりで活動しています。スタバの空きカップを使ったスタバカップアンプなど製作。最近はもっぱらArduinoと3Dプリンタの自作に興味があります。

トランジスタ技術8月号USBマイコン基板を試す(2)。

Posted by arms22 on 2008年07月17日 4  0

前回の続き。ソフトウェアUSBプロトコルアナライザ(SourceUSB)を使って、デバイスドライバがデバイスに対して送っているコマンドを解析してみた。ベンダリクエストを使って、幾つかのコマンドを送信しているのが分かる。NECのサンプルコードを元にコマンドの意味を割り当てると次のようになった。

TeraTermでデバイスを開いて、スタートアップメッセージが帰って来るまでの間。

RequestType Request Value Index Length Data[Length]
40 0b 0000 0000 0002 03 01 // OPEN_CLOSE
40 0b 0000 0000 0002 01 03 // SET_DTR_RTS
40 0b 0000 0000 0003 00 04 01 // LINE_CONTROL
40 0b 0000 0000 0003 04 00 00 // SET_ERR_CHR
40 0b 0000 0000 0002 01 03 // SET_DTR_RTS
40 0b 0000 0000 0003 00 04 01 // LINE_CONTROL
40 0b 0000 0000 0003 04 00 00 // SET_ERR_CHR
40 0b 0000 0000 0003 02 00 00 // SET_XON_XOFF_CHR
40 0b 0000 0000 0003 04 00 00 // SET_ERR_CHR
40 0b 0000 0000 0003 00 04 01 // LINE_CONTROL
40 0b 0000 0000 0003 04 00 00 // SET_ERR_CHR

TeraTermから接続を解除した時。
40 0b 0000 0000 0002 03 00    // OPEN_CLOSE

Ads by Google

4 Comments

masato says...""
こちらの解析情報を元に Perl(Device::USB)でちょろっと接続プログラムを書いてみました。トラ技 BIOS のメッセージまで出ました。
2008.07.17 19:45 | URL | #v0W2OX1k [edit]
小島 says...""
はじめまして、技術コンテスト「Engineer Award」事務局の小島と申します。
ブログにトラ技のことが書かれておりましたので、お役に立てるのではと思いまして、トラ技の付録を使ったコンテストの情報をご案内させていただきます。
http://www.engineeraward.jp/

ご興味がおありでしたらご覧下さい。
※本件の質問は、上記サイトの「お問合せ」までお願いします。

※もし不適切なコメントであれば、お手数をおかけして申し訳ありませんが削除いただければ幸いです。
2008.07.18 04:16 | URL | #KfHiPVFs [edit]
arms22 says...""
masatoさん

ブログ拝見しました。perlでさっくり動作させてしまうあたりすばらしいですね。ベンダコマンドも間違っていなかったようですし、週末あたりに付録基板を汎用IO化させてEngineer Awardにエントリーしてやります(笑) 間に合えばですが。。
2008.07.18 08:03 | URL | #j7sy4omY [edit]
masato says...""
Device::USB は libusb を使っていますから、他の環境でもいけると思います。
もう少し試してみたところ、コントロールメッセージは OPEN_CLOSE 一回だけでも動きました。
2008.07.18 09:22 | URL | #v0W2OX1k [edit]

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

該当の記事は見つかりませんでした。