Arduinoで遊ぼう - Arduinoブートローダ互換ボード
Posted by arms22 on 2010年01月17日

Arduinoのブートローダ互換機をいくつか作ってみました。Arduino ProとArduino LilyPadの回路を参考にATmega168マイコンに6ピンヘッダとリセット端子のプルアップ100KΩ抵抗といくつかのコンデンサ(0.1uF)を実装しただけの簡単な回路です。クリスタルは使わず内蔵RC発信器で動かします。
スケッチのアップロードには「FT232RL使用USB~シリアルアダプタ5V」を使います。
実態配線図

ブートローダの書き込み
内蔵RC発信器を使うのでヒューズビットを次のように設定します。avrdudeは未実装ビットを'0'として扱うので、efuseへ書き込む値は"0x00"としています。
efuse 0x00(0xF8)
hfuse 0xDD
lfuse 0xE2
ブートローダはArduino Pro 8MHz用を使います(LilyPad用ブートローダはスケッチが動き出すまでに10秒ほど待たされる)。ブートローダの詳しい書き込み手順は下記URLを参照してください。
$ sudo kextunload /System/Library/Extensions/FTDIUSBSerialDriver.kext
$ avrdude -c diecimila -P ft0 -p m168 -B 4800 -e
$ avrdude -c diecimila -P ft0 -p m168 -B 4800 -U efuse:w:0x00:m -U hfuse:w:0xdd:m -U lfuse:w:0xe2:m
$ avrdude -c diecimila -P ft0 -p m168 -U flash:w:"/Applications/Arduino.app/Contents/Resources/Java/hardware/bootloaders/atmega/ATmegaBOOT_168_pro_8MHz.hex":i
$ avrdude -c diecimila -P ft0 -p m168 -B 4800 -U lock:w:0x0f:m
$ sudo kextload /System/Library/Extensions/FTDIUSBSerialDriver.kext
Arduinoで遊ぼう - AVRライタを使わないBootloaderの書き込み(2)
http://arms22.blog91.fc2.com/blog-entry-286.html
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2 Comments
Arduino Mega2560 R3の回路を転写して、ある検査機の基板を作ろうと考えています。しかし、ブートローダの書込という高い壁があります。ブートローダの書込基板を作成しておられたので、megaにも使用できるようでしたら販売していただけませんか?
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