ARMマイコンボード-電源(2)
Posted by arms22 on 2006年06月16日

AP4010の電源立ち上げに関係する端子は以下の4つ。
XPORT
POWER_SW
XSHUTDOWN
XPOR
※頭にXがついているのはLoアクティブ
各端子と電源の信号のタイミングは↓の様になっている。
のシステムではRTC(リアルタイムクロック)がメイン電源と分離されていて、
メイン電源のON/OFF制御はRTCが行う。
電源の立ち上げ手順は以下の様になる。
1.RTC_VDDに1.8v供給
2.XPORT端子をローレベルにアサート←ここでRTC初期化
3.XPORT端子をネゲート
4.外部プッシュボタンでPOWER_SW端子をハイからローレベルに
5.POWER_SW端子の立下りエッジでXSHUTDOWN端子がハイレベルにネゲートされる
6.XSHUTDOWN端子の立ち上がりでメイン電源を起動する
7.XPOR端子をローレベルにアサート
8.クロックの発振安定をまってXPOR端子をハイにネゲート
9.プログラムが走り出す
ついでに電源オフ手順。
1.再び外部プッシュボタンを押すことでPOWER_SW端子がハイからローレベルになる
2.RTCははPWR_OFF_REQ_N ビットを0クリアして、プログラムからの電源遮断命令を待つ
3.プログラムで電源遮断命令を受けてPWR_OFF_RDY_Nビットを0クリア
4.PWR_OFF_RDY_Nビット0クリアでRTCはXSHUTDOWN端子をローレベルにする
5.再びボタンが押されるのを待つ。
※外部プッシュボタンを4秒以上押し続けることでXSHUTDOWN端子を強制的にローレベルにできる 。
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