ARMデバッグ環境を整える
Posted by arms22 on 2006年07月10日

組込みプログラミングにEclipseを使うを参考にARMデバッグ環境を整えました。ターゲットボードはDesignWaveMagazin3月号のARM基板です。JTAGケーブルはwiggler互換ケーブルを作成しました。
必要なソフトウェアは、
Zylin-CDTはembeddedcdt-20060407.zipとzylincdt-20060407.zipを使用しました。
ターゲットに接続するnote PCはDynabook SS3020。Eclipseを動かすにはCPUパワーが足りません。。そこでEclipseはPowerMacG4QSにインストールし、remoteでノートパソコンに接続しデバッグするようにしました。
Eclipse,CDT,GNUARMはPowerMacG4QSに。
Cygwin,OCDemonはnote PCにインストールしました。
デバッガ設定
arm-elf-gdbに与える初期コマンドを変更。
gdbserverのアドレスを接続先のnote PCに変更しました。
target remote 192.168.2.1:8888
JTAG接続
bash(note PC)を立ち上げ、OCDemonを起動します。
ocdremote.exe -cARM7TDMI -p8888 -dWIGGLER -a1 -s4
ocdemonがgdbからの接続を待ちますので、Eclipse(Mac側)からgdbを起動します。
逆アセンブル
ターゲットに正しく接続されているか確認するために、逆アセンブルを出力させてみます。
Eclipseのconsole画面で
% (gdb)x/10i 0x0と入力すると以下のようにアドレス0x0からの逆アセンブルの結果が表示されます。
0x0 <_sstarttext>: b 0x20 <_startup>
0x4 <_undef_inst>: b 0x4 <_undef_inst>
0x8 <_soft_intr>: b 0x8 <_soft_intr>
0xc <_prefetch_abort>: b 0xc <_prefetch_abort>
0x10 <_data_abort>: b 0x10 <_data_abort>
0x14 <_reserved>: b 0x14 <_reserved>
0x18 <_irq>: b 0x18 <_irq>
0x1c <_fiq>: b 0x1c <_fiq>
0x20 <_startup>: ldr sp, [pc, #0] ; 0x28 <_startup+8>
0x24 <_startup+4>: bl 0x2c
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