Inkscape(インクスケープ)
Posted by arms22 on 2011年08月02日

MacOSXで使えるフリーのイラストレータちっくなドローソフトを探していたところ、「Inkscape」というとってもいい感じのソフトウェアを見つけたよ。Inkskapeはオープンソースのマルチプラットフォーム対応のドローソフトウェアで、LinuxやWindows、MacOSXで動作する。最近の(?)オープンソースらしく標準のファイル形式がSVG形式になっている。PDF出力にも対応する。
Inkscape 自由に描く。
http://inkscape.org/index.php?lang=jp
キーボードショートカットがCtrl系で操作に少々戸惑ったりしたけど、1つファイルを描き終えるころには基本操作になれた。上のスクリーンショットは「電車の発車時刻を表示する」電光掲示板の筐体を描いているところ。
ダウンロードとインストール
次のURLにアクセスして画面右上の"Download Now!"をクリック。ダウンロードしたアプリケーションはアプリケーションフォルダにコピーする。
http://inkscape.org/index.php?lang=jp
Inkscapeの動作にはX11環境が必要。X11はMacOSXのインストールディスクに入っているので、そこからインストールする※1。
※1 Snow leopard、LionでははじめからX11がインストールされてたかもしれない。
画面を日本語に切り替える

Inkscapeのデフォルトの言語は英語になっている。[File]-[Inkscape Preferences...]で設定画面を開いて、[Interface]-[Language]を日本語(Japanese)にすればメニューやヘルプを日本語に切りかえれる。
チュートリアル
[ヘルプ]-[チュートリアル]以下に実用的なチュートリアルがまとめられている。チュートリアル自体がInkscapeのファイルになっているので、実際に操作しながらチュートリアルを進めることができる。このチュートリアルで一通りの操作をマスターすることができる。
日本語入力
現在のバージョンは日本語のインライン入力に対応していないようで、日本語を直接入力することができない。テキストエディタなど日本語を入力してコピー(Command+C)、Inkscape上でペースト(Ctrl+V)すれば日本語を入力できる。
コピー&ペースト
通常、オブジェクトを複製したい場合、コピー&ペーストを使うが、Inkscapeでこれをやると、パスオブジェクトだったものがビットマップオブジェクトに変換されてペーストされる。ビットマップオブジェクトに変換されると線の色を変えたり、塗りつぶしの色を変えることができなくなる。InkscapeではCtrl+D(複製)でオブジェクトを複製する。ファイル間でオブジェクトをコピー&ペーストしたい場合、どうすれば良いのか分っていない。
参考URL
ゼロからはじめるInkscape - Illustratorライクな無料ドローツール
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/05/02/inkscape/index.html
インクスケープの使い方・基礎講座
http://www.samurai-logic.com/inkscape/
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