なんでも作っちゃう、かも。

Arduino/Make/フィジカルコンピューティング/電子工作あたりで活動しています。スタバの空きカップを使ったスタバカップアンプなど製作。最近はもっぱらArduinoと3Dプリンタの自作に興味があります。

マグネティックジョイントの製作(1)

Posted by arms22 on 2014年04月08日 3  0

デルタプリンターのRostock mini、取りあえず完成して動作しているのだけども、プリント結果に満足できなかったので新しいジョイント機構を試すことにしました。今回試すのはネオジム磁石と精密鋼球を使ったマグネティックジョイントです。海外の製作例を見るととってもファンタスティックな結果に!

Xnaron Printable Magnetic u-joint option for Rostock Max
http://forum.seemecnc.com/viewtopic.php?t=1704

BerryBot3D | Genie’s Blog
http://etherpod.org/blog/?p=7210

IMGP9713

使用するネオジム磁石は5x5mmの円柱型と直径9mmの精密鋼球。ネオジム磁石はamazonで、精密鋼球はMonotaroで購入。

2014/4/9追記
ネオジム磁石は専門のサイトから買った方が良いかも。amazonで売っているものは吸着力が少し弱い(グレードが不明)。ボーデンチューブに引っ張られてアームが外れることがあった。

NeoMag
http://www.neomag.jp/index.html

IMGP9709

前回製作した時と同じようにカーボンパイプを使って6本のアームを製作。カーボンパイプは外径5mm内径3mm。両端には外径8mm内径5mmのプラスティックジョイントに、ネオジム磁石を挿入して接着剤で固定しています。

IMGP9712

プラスティックジョイントのクローズアップ。鋼球との設置面は鋼球を半田ごてで温めてジョイントを少し溶かしすべりを良くしています。

IMGP9715

キャリッジとプラットフォーム。海外の製作例を見るとアームの稼働域を確保する、鋼球を45度傾けて取り付けている。計算では平面にあけた丸穴に鋼球を取り付けても、アームの稼働域は十分確保できるのでこの形を採用した。

IMGP9732

ベルトクランプのクローズアップ。ベルトを爪に引っ掛けるだけだったRostock miniの設計から変更し、ベルトクランプ用パーツをネジ止めすることにしました。リニアベアリングはフランジ付きに変更しネジ止めしています。

IMGP9726

組み上げてみた。いい感じ。

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3 Comments

says..."このジョイントすてき"
このジョイントをを見て、Rostock mini 作りたくなりました。
さすがだなぁ。

ちょっと質問なのですが、
Rostock mini のシャフトはφ8を使われていますが、剛性とか大丈夫でしたでしょうか?
なんか細いような気がしてて、φ10で作るか考え中なのです。

2014.06.02 06:13 | URL | #- [edit]
arms22 says..."No title"
シャフトの太くしてもあんまりかわらにかも。アクリルプレートとABSパーツがたわむので構造的に見直したほうが良いがします。
2014.06.02 09:11 | URL | #j7sy4omY [edit]
says..."承認待ちコメント"
このコメントは管理者の承認待ちです
2018.06.04 12:47 | | # [edit]

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