Wifi温度湿度計の製作(8) - ソフトウェア開発環境を準備する。
Posted by arms22 on 2016年10月03日

Wifi温度湿度計のソフトウェア開発環境の構築手順について解説します。
Arduino IDEのインストール
ArduinoのウェブサイトでArduino IDEの最新バージョンをダウンロードします(記事執筆時点で1.6.12が最新)。
Arduino - Software
https://www.arduino.cc/en/Main/Software
ボードマネージャから Arduino core for ESP8266 WiFi chip をインストール
- Arduino IDEを起動し初期設定を開きます(Arduino > Preferences…)
- 「追加のボードマネージャのURL」に次のURLを入力します
http://arduino.esp8266.com/stable/package_esp8266com_index.json - メニューからボードマネージャを開いて(ツール > ボード > ボードマネージャ…)、”esp8266"を検索します
- 見つかったesp8266を選択してインストールボタンを押します
ボードの設定
インストールが完了したらボードメニュー(ツール > ボード)から”Generic ESP8266 Module”を選択。ツールメニューに幾つかの項目が追加されるので下記のように設定します。
- ボード: Generic ESP8266 Module
- Flash Mode: QIO
- Flash Frequency: 40MHz
- CPU Frequency: 80MHz
- Flash Size: 4M (3M SPIFFS)
- Debug port: なし
- Rest Method: ck
- Upload Speed: 115200
- シリアルポート:Wifi温度湿度計基板と接続されているポートを指定してください
USBシリアル変換モジュールの接続

ESP-WROOM-02 vs USBシリアル変換モジュール
TXD --> RXD
RXD <-- TXD
GND <-> GND
スケッチの書き込み
void setup() {
Serial.begin(115200);
Serial.println("Hello esp8266 world!");
ESP.deepSleep(30 * 1000 * 1000);
}
void loop() {
}
- 新しいスケッチ(ファイル > 新規ファイル)に上記コードを貼り付けます。
- MODEキーを押したままRSTキーを解除してESP-WROOM-02をUARTダウンロードモードで起動させます。
- スケッチの書き込みボタンを押します。
error: espcomm_upload_mem failed
と表示された場合、うまくUARTダウンロードモードで起動していないと考えられるので上記書き込み手順を再度実施してください。Arduino Unoと比べてコンパイル・書き込みに時間がかかります。
シリアルモニタを開いてボーレートを115200に設定します。30秒毎に下記メッセージがモニタ画面に表示されれば書き込み成功です。
Hello esp8266 world!
参考リンク
ESP-WROOM-02開発ボードをArduino IDEで開発する方法 - スイッチサイエンス
http://trac.switch-science.com/wiki/esp_dev_arduino_ide
Installation - ESP8266 Arduino Core
http://esp8266.github.io/Arduino/versions/2.3.0/doc/installing.html
ESPr Developer(ESP-WROOM-02開発ボード)
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2 Comments
少し記事を見せてもらいました。
こういった技術的な事はさっぱりですがいろいろ自作されてるんですね。
ちょっとお聞きしたいんですがジャマーのような物は作れますか?
こういった技術的な事はさっぱりですがいろいろ自作されてるんですね。
ちょっとお聞きしたいんですがジャマーのような物は作れますか?
ちょっとわからないですね。。
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