V850付録基板でOgg Vorbisプレイヤー(5)
Posted by arms22 on 2007年06月03日

少し間が空いてしまったけど、今回は回路図を作成した。
V850の内蔵RAMは24Kしかなく、Ogg VorbisをデコードするにはRAMが足りないので外付けのSRAMを追加した。手持ちのIS61LV256を2個使って、32K*2=64Kに。
IS61LV256のデータ幅は8ビットなので1つをD0-D7に接続して、もう1つをD8-D15に接続する。
V850にはCS信号の出力機能が無いのでA20,A21からCS信号を生成する。アドレスのデコードには定番の74VHC138を使った。A20=H,A21=Lの時にSRAMが選択されるようにする。
アナログ回路周辺はInterface6月号のADPCMを再生する記事を参考にした。
アンプはLM386を2個用意する。
またV850基板上のレギュレータではSRAM2個を駆動するには出力が足りないので、SRAM用の3.3v電源にTA48033レギュレータを追加した。
さらにデバッグ用にキャラクタLCDをP32~P39に接続する。入力は5VトレラントになっているのでLCDの5V出力をそのまま入力できる。出力もLCD側の入力しきい値が2.2vとなっているのでV850側の3.3v出力で十分'1'判定ができる。これもInterface 6月号を参考にした。
部品はすべて購入して8割ほど半田付けがすんでいる。後はSRAMのバスを接続するだけなのだが、バスの一筆配線が難しくて思うように作業がはかどらない。UEW線を試してみたのだが、うまく被膜が溶けず半田がのらない。むむ。。
バス配線をらくちんに行えるアイテムがあればいいのだが。。
参考書籍
Interface (インターフェース) 2007年 06月号 [雑誌]
Interface (インターフェース) 2007年 07月号 [雑誌]